FXOpenで新プラットフォームとして”TickTrader”が提供開始されていたので、少し触ってみました。
注)FXOpen demo口座での感想なので、本番口座は異なっている可能性があります。
また、簡単に触ってみた第一印象なのですぐに覆るかもしれません。
![](https://www.momiji.com/wp-content/uploads/2021/10/image-1024x650.png)
以下、順不同での印象です。
1.日本語化
OK
2.サーバータイム
UTC(日足6本になります)
3.チャートの種類や時間足
ほぼMT5に準ずる
標準で”レンジバー・ラインブレイクetc”をサポートしているJForexの変態性が目立ちますw
![](https://www.momiji.com/wp-content/uploads/2021/10/image-7.png)
4.ボリューム
取引ボリュームとティックボリュームあり
![](https://www.momiji.com/wp-content/uploads/2021/10/image-3.png)
ただし、取引ボリュームはTickTraderプラットフォーム上のみに見える(とても少ない)
5.ワンクリックトレード
MT5よりは簡単そう
![](https://www.momiji.com/wp-content/uploads/2021/10/image-2.png)
6.上部の世界各市場のオープン状況
ぱっと見便利そう
7.標準インジケータは44種類
ただし、操作性はよくない
複数のインジをサブウインドウに表示する際には、いちいち指定する必要がある
![](https://www.momiji.com/wp-content/uploads/2021/10/image-4-1024x329.png)
指定しないと同じサブウインドウに表示されて、数値スケールが異なると潰れて見えてしまう
8.インジケータの一例
これは”平均足”をデフォルトで表示したものです
![](https://www.momiji.com/wp-content/uploads/2021/10/image-5.png)
少なくとも私の知っている”平均足”ではなかった・・・w
9.自動取引
FXOpenでも”coming soon”になっているためか、メニューが見つかりませんでした。
10.自作系インジケータ
自動取引と関連しているのかもしれませんが、メニューが見つかりませんでした。
したがって、上記の”平均足”の中身をみることができません。
11.API
ドキュメントで確認しただけなのですが、 Web REST,Socket,FIXのAPIはすぐに使えそうです。
FIXはFXOpenでは25,000ドル以上に限定されていたのですが、300ドルから扱えるとなると随分敷居が下がったことになります。
ドキュメント詳細はこちら
12.エコノミックカレンダー、ニュース(FX系)
共にFXstreet提供です。
13.利用可能シンボル
謳い文句の通り、為替・指標・株etcがシームレスに扱えます。
![](https://www.momiji.com/wp-content/uploads/2021/10/image-6.png)
14.ヒストリーデータ
自動取引が未サポートのためかもしれませんが、ダウンロード+エクスポートの手段は見つかりませんでした
結論としては、”まだMT5でいいかな?”と感じました。
- インジケータの自作が可能かどうかよく見えない(欲しいインジが見つからない)
- 注文タイプがたくさんあっても、あまり使わない
- 株系は今は興味がない(FXのディープラーニングが片付いたら取り掛かる予定)
などの理由です。
FXOpenで自動取引がサポートされてから、再度挑戦してみようと思います。
将来的には”米国株の自動取引”の有力なプラットフォームになるかもしれません。
※10/19追記
![](https://www.momiji.com/wp-content/uploads/2021/10/image-9-1024x590.png)
15.チャートの配置
タイル単位で指定できてMT5よりは簡単に整理できそうです
16.取引関係データ
価格とdepth情報はliquidity providersのもの
トレードボリュームとT&SはTickTraderプラットフォーム(全体orFXOpenのみ?)のもの
のようです。