FXOpenで新プラットフォームとして”TickTrader”が提供開始されていたので、少し触ってみました。

注)FXOpen demo口座での感想なので、本番口座は異なっている可能性があります。
また、簡単に触ってみた第一印象なのですぐに覆るかもしれません。

以下、順不同での印象です。

1.日本語化
 OK

2.サーバータイム
 UTC(日足6本になります)

3.チャートの種類や時間足
 ほぼMT5に準ずる
標準で”レンジバー・ラインブレイクetc”をサポートしているJForexの変態性が目立ちますw

JForexの期間指定画面

4.ボリューム
 取引ボリュームとティックボリュームあり

ただし、取引ボリュームはTickTraderプラットフォーム上のみに見える(とても少ない)

5.ワンクリックトレード
 MT5よりは簡単そう

6.上部の世界各市場のオープン状況
 ぱっと見便利そう

7.標準インジケータは44種類
 ただし、操作性はよくない
 複数のインジをサブウインドウに表示する際には、いちいち指定する必要がある

指定しないと同じサブウインドウに表示されて、数値スケールが異なると潰れて見えてしまう

8.インジケータの一例
 これは”平均足”をデフォルトで表示したものです

少なくとも私の知っている”平均足”ではなかった・・・w

9.自動取引
 FXOpenでも”coming soon”になっているためか、メニューが見つかりませんでした。

10.自作系インジケータ
 自動取引と関連しているのかもしれませんが、メニューが見つかりませんでした。
 したがって、上記の”平均足”の中身をみることができません。

11.API
 ドキュメントで確認しただけなのですが、 Web REST,Socket,FIXのAPIはすぐに使えそうです。
 FIXはFXOpenでは25,000ドル以上に限定されていたのですが、300ドルから扱えるとなると随分敷居が下がったことになります。
ドキュメント詳細はこちら

12.エコノミックカレンダー、ニュース(FX系)
 共にFXstreet提供です。

13.利用可能シンボル
謳い文句の通り、為替・指標・株etcがシームレスに扱えます。

14.ヒストリーデータ
 自動取引が未サポートのためかもしれませんが、ダウンロード+エクスポートの手段は見つかりませんでした


結論としては、”まだMT5でいいかな?”と感じました。

  • インジケータの自作が可能かどうかよく見えない(欲しいインジが見つからない)
  • 注文タイプがたくさんあっても、あまり使わない
  • 株系は今は興味がない(FXのディープラーニングが片付いたら取り掛かる予定)

などの理由です。

FXOpenで自動取引がサポートされてから、再度挑戦してみようと思います。

将来的には”米国株の自動取引”の有力なプラットフォームになるかもしれません。

※10/19追記

15.チャートの配置
 タイル単位で指定できてMT5よりは簡単に整理できそうです

16.取引関係データ
 価格とdepth情報はliquidity providersのもの
 トレードボリュームとT&SはTickTraderプラットフォーム(全体orFXOpenのみ?)のもの
 のようです。


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